@article{oai:kgwu.repo.nii.ac.jp:00000262, author = {阿部, 義信 and 川﨑, 惠里子 and ABE, Yoshinobu and KAWASAKI, Eriko}, issue = {1}, journal = {川村学園女子大学研究紀要, The journal of Kawamura Gakuen Woman's University}, month = {Mar}, note = {リーディングスパンテスト(RST)の成績を説明する仮説のうち,リソース共有仮説と課題スイッチング仮説のどちらがRSTの個人差をより適切に説明できるかを検討した。36名の大学生にRSTとその変形である文検証-単語スパンテスト(VWST)を同時遂行させ,RSTの成績によって高スパン群,低スパン群の2群に分割した。その上でVWSTの処理課題(カテゴリー判断による文検証課題)での判断時間を従属変数として,判断時間へのRSTの成績・セットサイズ・刺激の系列位置の影響を検討した。実験の結果,刺激の系列位置やセットサイズの主効果や両者の交互作用は有意であったが,RSTの成績は判断時間に影響を及ぼさなかった。記憶負荷の増加に伴い判断時間が長くなることがリソース共有仮説に合致する一方,判断時間がRSTの成績による影響を受けなかったことは課題スイッチング仮説に反する。すなわち,これらの結果はRSTの個人差をより適切に説明できる説としてリソース共有仮説を支持するものであった。}, pages = {61--69}, title = {リーディングスパンテストの個人差の決定因について : リソース共有仮説と課題スイッチング仮説の比較}, volume = {18}, year = {2007} }