@article{oai:kgwu.repo.nii.ac.jp:00000289, author = {野尻, 裕子 and 栗原, 泰子 and NOJIRI, Yuko and KURIHARA, Yasuko}, issue = {2}, journal = {川村学園女子大学研究紀要, The journal of Kawamura Gakuen Woman's University}, month = {Mar}, note = {教員養成には不可欠といえる教育実習は,理論と実践の統合を学習する唯一の機会である。そのため本研究では実習を通して,学生自身が自らの実践を高く評価する項目と,現場からの指導内容を照らし合わせて関連性を検討することにより,今後の学生の学習の方向性を探ろうと考えた。その結果,自己評価の「(1)幼児の理解」に関しては,「個々の幼児及びクラスの特徴を捉えること」に自己評価が高いが,「(2)指導の実際」については評価が低いという現状が明らかになった。更に「(3)指導計画の立案」では,幼児の実態の把握に困難を示す様子が見て取れる。また実習のメインともいえる「(4)指導の実際」(責任実習)においては,指導計画との関連で実際の幼児の実情に合わせて指導が行えたというプラスの評価をするものは少ない。しかしその一方で,細部(個々の子どもへの配慮,声の大きさ,安全への配慮)の評価は高い。この結果から相互の学習内容を関連付けていくことが課題として示された。また実習で学んだことについて,幼稚園側から受けた指導内容に着目してみると,その半数以上が保育者として備えているべき基礎的資質に言及するものが多い。(「幼児に関すること」,「幼稚園教員に関すること」)これらの現状から,本学においては保育者として必要な能力の枠組みを設定し,経験の異なる個々の学生に対する個別指導,保育者役割の再確認を徹底する必要性があると考える。}, pages = {23--36}, title = {幼稚園教育実習における学習内容について : 自己評価の具体的内容から学生の学びを検討する}, volume = {16}, year = {2005} }