@article{oai:kgwu.repo.nii.ac.jp:00000316, author = {北原, 靖子 and KITAHARA, Yasuko}, issue = {1}, journal = {川村学園女子大学研究紀要, The journal of Kawamura Gakuen Woman's University}, month = {Mar}, note = {心理学科学部生が学ぶ基礎実験演習の代表的なテーマの一つに「知能検査」がある。個別検査の場合は検査手続きの把握それ自体が重要な学習であるが,短時間の演習では十分な習得は困難である。また手続きを学ぶ以上に,臨床現場において検査が個の支援にいかに用いられるかを理解することも重要であろう。そこで筆者は,演習内に発達相談現場に関する一連のロールプレイを導入し,検査の手続き概略と共に利用の実際と意義についても学ぶことを目的とする実験プログラムを作成し試行した。ロールプレイは,場面・(相談,検査,助言)・立場(親,子,助言者)・事例(A,B,C)から成り,その全組み合わせを一通り網羅することによって,発達支援の実際が擬似体験できる構造をもっていた。用いる検査には,手続きが複雑で習得に時間がかかる成人知能検査は避け,発達相談の場で実際に多用される新版K式発達検査を採用した。2年間試みた結果を概括したところ,本プログラムは当初期待した通りの一定の学習効果をそなえていると評価できたが,評定項目など今後さらに改善すべき問題も残された。またこの試みを通して,発達支援において支援者は検査を「正しく読み取る」「適切に伝える」どちらの力量もバランスよくそなえることが重要であると再認識された。}, pages = {83--97}, title = {知能(発達)検査の心理学実験指導 : 臨床現場での適用について理解する}, volume = {15}, year = {2004}, yomi = {キタハラ, ヤスコ} }