@article{oai:kgwu.repo.nii.ac.jp:00000444, author = {市川, 比良久 and Itikawa, Hiraku}, issue = {2}, journal = {川村学園女子大学研究紀要, The journal of Kawamura Gakuen Woman's University}, month = {}, note = {熱ショックによって誘導される大腸菌のストレスタンパク質のDnaKは, 分子シャペロンとして機能する。分子シャペロン機能には, 細胞膜へのタンパク質輸送を介助して, 膜構造を完成させる働きが含まれている。では, dnaK変異株の細胞膜は野生型のそれとは異なる性状を示すのであろうか。膜内にある電子伝達系からの電子の漏出が野生型より多ければ生ずるO_2^-も多くなり, 誘導されるSOD 活性が野生型のSOD活性を上廻るはずである。本実験で得られた結果はMnSOD活性に関して, この予想が裏づけられた。すなわち, DnaK タンパク質を欠除した細胞が高温で高いMnSOD 活性を示すのは, 膜から電子が漏出しやすいためであり, この漏出の原因はDnaK欠除の影響が膜の構造形成および構造維持能力に及んでいるためと考えられる。}, pages = {161--166}, title = {分子シャペロンDnaKの役割}, volume = {6}, year = {1995}, yomi = {イチカワ, ヒラク} }